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株式会社良栄が運営する不動産投資クラウドファンディングのプラットフォーム『ちょこっと不動産』が新ファンド「ちょこっと不動産34号 練馬区向山第3期」の募集を4月9日12時30分に先着式で開始します。
東京都練馬区向山の借地権付新築分譲住宅「ブエナタウン練馬区向山2丁目A号棟」を投資対象とし、6ヶ月の運用で年利3.9%を予定。メリットとデメリットを詳しく説明します。
ちょこっと不動産34号 練馬区向山第3期
練馬区向山プロジェクトの第3期(最終ファンド)
募集金額 | 31,400,000円(3,140万円) |
想定分配率(年利) | 3.90% |
予定運用期間 | 6ヶ月(2024/04/30 ~ 2024/010/31) |
分配・払戻予定日 | 2024/11/11(運用終了日から10日前後) |
募集期間(先着式) | 2024/04/09 1230 ~ 2024/04/19 2359 |
募集単位 | 1口10,000円 |
出資金振込期日 | 契約締結日を含め9日以内 |
出資総額 | 50,000,000円(5,000万円) |
劣後出資額・比率 | 18,600,000円(1,860万円)・37% |
投資対象不動産は東京都練馬区向山に所在する借地権付新築分譲住宅「ブエナタウン練馬区向山2丁目A号棟」。ファンド事業者である株式会社良栄が開発を手掛ける練馬区向山プロジェクト3棟のうちの1棟で、2024年5月完成を目指して現在建築中です。
なお、「ちょこっと不動産31号」にてB号棟を投資対象とし、「ちょこっと不動産32号」でC号棟を投資対象とし、いずれも短時間で先着式の募集が終了しています。
37%の高い劣後出資比率
このファンドは優先劣後構造を採用し、株式会社良栄が37%(1,860万円)の劣後出資を行います。
つまり、投資家が3,140万円を出資しますが、ファンドの運用中に損失が発生したとしても、損失額が1,860万円(出資額の59.2%)以下であれば、元本が毀損することはありません。
なお、劣後出資比率の高さはファンドのリスクの高さを反映しているというわけでなく、株式会社良栄の財政状態の良さを反映しているものと思われます。プロジェクトに必要な資金を全額クラウドファンディングで調達する必要はなく、「プロジェクトに必要な資金の63%を調達できれば十分」という考えではないでしょうか。
出資金の振込先はGMOあおぞらネット銀行
出資金の振込期日は契約締結日を含め9日以内。振込先はGMOあおぞらネット銀行です。詳しくはこちらのページへ。
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最寄り駅徒歩7分の駅チカ、閑静な住宅街に立地
4路線が乗り入れる「練馬駅」も徒歩圏
投資対象となる「ブエナタウン練馬区向山2丁目A号棟」は東京都練馬区向山2丁目に所在し、西武豊島線「豊島園駅」徒歩7分・都営大江戸線「豊島園駅」徒歩8分。
都営大江戸線・西武池袋線・西武豊島線・西武有楽町線の4路線が乗り入れる「練馬駅」も徒歩11分、西武池袋線「中村橋駅」も徒歩11分と徒歩圏にあります。
「ブエナタウン練馬区向山2丁目A号棟」の土地の面積は90.55m2、権利は旧法借地権(期間20年、地代月額22,184円)。建物は木造サイディング張コロニアル葺2階建、延90.40m2(1階45.20m2、2階45.20m2)、権利は所有権です。
借地権付住宅のため強い価格訴求力
「ブエナタウン練馬区向山2丁目A号棟」は立地条件を最大限に活かした高品質な住宅でありながら、借地権付住宅とすることで購入しやすい価格設定となっていることが特徴です。
借地権付住宅とは、他人(地主)の土地を借りて建築した住宅のこと。借地権には、「旧法借地権」、「新法借地権」、「定期借地権」の3種類がありますが、今回の物件の借地権は「旧法借地権」です。
「旧法借地権」の特徴は、借主が望めば借地契約を更新することにより「半永久的に土地を借り続けられる」という点です。
なお、借地権価格は地価の60~70%であり、地代が発生しますが、取得コストを抑えられるほか、登記料もかかりません。
近くにハリポタ「スタジオツアー東京」
練馬区向山2丁目周辺は、戸建住宅に囲まれた閑静な住宅地でありながら、新宿や池袋といった都心にも乗換なしでアクセスできる交通の利便性が高いエリアです。
また、最寄駅の「豊島園駅」は、かつて豊島園遊園地の最寄り駅でしたが、2020年8月に同遊園地は閉演。跡地には2023年6月にハリポタ「スタジオツアー東京」(正式名称は「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京-メイキング・オブ・ハリー・ポッター」)がオープンしました。
ハリポタ「スタジオツアー東京」のオープンをきっかけに豊島園駅の駅舎のリニューアルをはじめとする町おこしが行われ、賑わいを見せています。
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「ちょこっと不動産34号」のメリットとデメリット
メリットはファンドの高い安全性
メリットは『ちょこっと不動産』のファンド全般に言えることですが、安全性の高さであり、リスクの低さです。
投資対象不動産は東京23区内で最寄り駅から徒歩圏にありながら、借地権付住宅とすることで購入しやすい価格となっているため販売は順調です。
加えて37%という高い劣後出比率です。このため、ファンドの安全性は高く、配当支払いや元本償還のリスクが極めて低いと言えます。
デメリットは出資の難しさ
『ちょこっと不動産』のファンドは小規模ファンドであり、募集方式が先着式であるため、募集は毎回、激しいクリック合戦が展開されます。
募集が短時間で終了してしまうことが多く、1~2分で募集が終わってしまうファンドも少なくありません。
年利3.9%のリターンはリスクの低さを考えると十分
年利3.9%の想定利回りは不動産投資クラウドファンディングとしては少し物足りなさを感じますが、リスクの低さを考えると十分なリターンです。
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まとめ
出資のハードルは高いと思われますが、良質なファンドですからチャレンジしたいですね。事前入金の必要はありません。
運良く出資できれば、安心してほったらかし資産運用ができます。募集日時は4月9日12時半です。
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