年利10.0％！TECROWD58号ファンドのメリットとデメリット - 不動産投資クラウドファンディング研究所

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TECRA株式会社が運営する不動産投資クラウドファンディング『TECROWD（テクラウド）』が「TTECROWD58号ファンド（仮称）THE SECOND PREMIUM Ito Ocean House」の一般募集を2月27日18時に開始します。

静岡県伊東市に所在する「（仮称）THE SECOND PREMIUM Ito Ocean House」の購入・リノベーションプロジェクトへの投資です。12ヶ月の運用で年利10.0％のハイリターンを予定。メリットとデメリットについて考えてみました。

TECROWD58号ファンド（仮称）THE SECOND PREMIUM Ito Ocean House

静岡県伊東市に所在する別荘、つまり「（仮称）THE SECOND PREMIUM Ito Ocean House」を購入し、ハイエンド向け別荘としてフルリノベーションした後に売却してキャピタルゲインを狙うプロジェクトへの投資となります。

投資対象不動産の現況

『TECROWD』Ｗebサイトより

募集は先行抽選と一般募集の併用型となります。

先行抽選に応募（登録）することができるのは、ダイヤモンドクラス、ルビークラス、サファイアクラスの会員に限ります。抽選登録（申込み）期間は既に始まっており、2月18日23時59分まで。応募締め切り後に抽選が行われ、2月19日15時頃に抽選結果が発表されます（抽選結果を知らせるメールが届きます）。

一般募集は先着式で2月27日18時受付開始。会員クラスに関わらず申込み可能です。年利10.0％の高い利回りが予定されているため、短時間で募集枠が埋まってしまうと思われます。

なお、募集額4億2,910万円の50％強程度が先行抽選枠、50％弱が一般募集枠と思われます。

出資金の出資金の振込先は楽天銀行です。詳しくはこちらのページへ。

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「（仮称）THE SECOND PREMIUM Ito Ocean House」は、991.71m2の土地と鉄筋コンクリート造2階建、延床面積420.02m2の建物。木造合金メッキ鋼板ぶき平家建45.95m2の車庫もあります。

建物は築17年なのでそれほど古い建物ではありませんが、通常の設備はもちろん、サウナやプールなどの贅沢な設備が整ったハイエンド向けの別荘としてフルリノベーションされます。

ファンドの運用が始まる2024年3月に2階建ての建物および土地を購入し、その後、建物のリノベーション工事を行います。

8月に工事が完了し、2025年3月10日までに買主との手続きなども含めた販売活動を終わらせる予定です。

配当および元本償還は4月10日を予定しています。

リノベーション後のイメージ

『TECROWD』Ｗebサイトより

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メリットは言うまでもなく年利10.％を予定する高い利回りです。

その一方でリスクは高くないと思われます。このファンドは優先劣後構造を採用し、5.0％の劣後出資を予定しています。劣後出資比率5.0％は、公的支援と安定収益が期待できるためリスクが低いと考えることができる「障がい者グループホームを投資対象とするファンド」と同じ比率です。

加えて、運用期間が12ヶ月と短期間であることもメリットです。期間的なリスクを抑えることができ、かつ、資金の回転を効かすことができます。

デメリットは出資のハードルが高そうなことです。

募集金額が4億2,910万円なので小さいファンドではありませんが、年利10％という高い想定年利なので、先行抽選にせよ、その後の先着抽選にせよ、出資競争は激しいと思われます。

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「TECROWD58号ファンド」は、海外不動産を投資対象とするファンドよりも相対的にリスクの低い国内不動産を投資対象とするファンドでありながら年利10％を予定する「お宝ファンド」です。このファンドの募集をスルーする手はありませんね。

先行抽選の対象の方は先ず抽選登録を。先行抽選に落選したら一般募集で再チャレンジです。会員登録がまだの方は今からの登録でも一般募集に間に合います。

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